恋愛に興味がない男は心の病気なのか?

 

男はいつでも病気みたないなものである。ただ病気持ちはご勘弁だが、いつだって悩む。女に振られれば落ち込んで悩むし、付き合えたら付き合えたでどうやったらいいのかと試行錯誤しながら悩む。だから、人間は考える葦である。

極稀に恋愛に興味のないとほざく男がいるけど、恋愛に興味がないというより、恋愛をしたことがないからわからないだけ。食わず嫌いと一緒だ。

いいじゃないか。恋愛に興味を示さなくたって。誰に迷惑をかけているのでもないのだから。だけど、どれが一種のフェティズムに走って、幼児にいったりするのは言語道断だ。二次元しか愛せないというのなら、とことん愛してみろ! と言いたい。ひょっとしたら本物の恋愛になるかもしれない(ならないと思うけど……)。1970年代にいたっては、実写『ロボコン』のロビンちゃん(島田可穂)という実写のヒロインが大人気だったが、1980年代に入ると、宮崎駿初の監督作品『カリオストロの城』のクラリス、そして『タッチ』の南ちゃん……、『サザエさん』のはなざわさんはいつの時代でもランクインはしないが、それでもアニメの中のヒロインはとても眩しく見えた。むしろ健全に思えた。

誰が、恋愛に興味がない男は心の病気というのか。それこそ、偏見だ。むしろ恋愛に依存している輩のほうが問題、男でも女でも恋愛症候群になる奴はいつの時代でもいる。知り合いの映画ディレクターなんかは、なんでも人のものをほしがって人間関係をうまく構築できないでいる。小さい世界でしか生きてない人間ほど、隣りの芝生は青く見えるってやつだ。ああ〜くだらない。

そう考えれば、二次元しか愛せない、大いに結構である。倫理に反していなければ、何をやったっていい。一番いけないのは、法を犯すこと、そしてモラルハザードだ。例えば、男友だちが離婚した元妻さんにアプローチすることは法には触れていないが、倫理観に欠けるといった具合だ。

世の中、そんなことがごまんとある。好きな人と添い遂げる覚悟さえあればいいのだけれども、

そんな勇気も覚悟もないくせにチョロチョロやって、自分はモテ男だと思い、時代の寵児だと勘違いする。まあ、おめでたい野郎だ。

だから、恋愛できないからって臆することはない。