仕事に行きたくない。休むのは甘え?朝、吐き気や泣くことがある君に

現代はストレス社会とも言われています。当日に急に休むと連絡するとみんなに迷惑がかかるとわかっていても体が動かないこともあるでしょう。

 

もしかしたら、それはうつ病のサインかもしれません。無理を続けると精神的に燃え尽きたり、過労死に至ることもあります。仕事に行きたくないときはどうすべきなのか、対処法などをご紹介します。

 

とにかく仕事行きたくない

遊びに行くのは楽しいですが、労働の対価としてお金をもらう場合は楽しいことばかりではありません。疲れがたまっていたり、悩み事があって仕事に行く気分になれないこともあります。

 

多くの人は仕事に行きたくないと考えることがあっても、自分が出勤しなかったらどうなるかを考えて、無理して出勤します。しかし疲労やストレスがたまってくると、朝起きても体が言うことをきいてくれないこともあります。

 

仕事を休むのはありなのか?

ストレスや疲労でどうしようもない時は、思い切って仕事を休むほうが良いこともあります。風邪をひいて高熱が出ているのに出勤しても、役に立つ業務はほとんど職場で役に立つことはほとんどできないでしょう。

 

うつ病の場合も同様です。うつ病をこじらせてひどくなる前に、病院に行った方が良いかもしれません。半日休むだけで体調が回復し、だるさを抱えながら1日働いたのと同じ業務量を半日でこなせることもあります。

 

仕事を休まない方がよい場合もあります。当日の朝、仕事を休むと連絡すると出勤しているメンバーが急に休んだ人の分までカバーしなければならず、チームのみんなに負担をかけてしまいます。

 

急ぎの仕事でなかったり、ほかの人では肩代わりできないような専門的な業務内容の場合、休んだ分の仕事がそのまま山積みになっていることもあります。すると、翌日出社するのがもっとつらくなってしまうからです。

 

仕事がいやで吐き気がする理由

職場にストレスの原因があって、仕事に行こうとすると吐き気がする、ここまでくると既にストレスから病気になっていると考えられます。ストレスから吐き気を催す病気として以下の病名が考えられます。

 

神経性(ストレス性)胃炎

機能性胃腸障害、機能性ディスペプシアと呼ばれることもあります。この病気の場合、吐き気だけでなく実際に吐いてしまうことがあります。胃はストレスに弱い臓器です。

 

胃は強いストレスを受けると胃酸を過剰に分泌するので、激しく収縮し強い痛みを引き起こすこともあります。しかし、神経性胃炎のほとんどのケースで、胃カメラを飲んで検査をしても胃潰瘍などの炎症が確認されません。

 

逆流性食道炎

食道と胃の間には、下部食道括約筋があって、口から取り入れた食べ物は胃に通すのですが、胃の中の胃酸が食道にあふれてこないようにガードしています。

 

しかし、ストレスによって、この下部食道括約筋が弱ってしまうと胃の入り口がしっかり閉まらず、胃から胃酸があふれて食道を傷つけてしまいます。

 

メニエール病

目が回るような激しいめまいと吐き気を伴う病気で、難聴や耳鳴りを伴うこともあります。30代40代の女性がかかることが多く、疲労やストレスなどによって内耳のリンパが水ぶくれ状態になるのが原因と言われています。

 

偏頭痛

片頭痛と書くこともあります。疲労やストレス、ホルモンバランスの乱れなどが原因で、頭の片側だけがドクンドクンと痛みます。20~40代の女性がかかることが多いです。頭が割れるように痛み、吐き気を伴います。

 

うつ病

セロトニンは脳にあると思っている人は多いですが、実は体内のセロトニンのうち90%は消化器官粘膜に存在しており、脳にあるのはわずか2%です。

 

セロトニンは胃や腸の粘膜内にあって、食べた物を胃から腸へ、そして小腸から大腸へと送る仕事をしています。うつ病になるとセロトニンが減少し、消化が悪くなるので吐き気が起こり、便秘や下痢などの症状が現れることもあります。

 

こんなに休みたいのは甘えなのか?

仕事がつらくて行きたくないと訴えると、ほとんどの人は、子供みたいに甘えたこと言ってないで、大人なんだからがんばりなさい、と励ましてくれるでしょう。

 

嫌なことを避けてばかりでは人間として成長できませんし、大人の自由には責任が伴います。稼いだお金で好きなものを買ったり、好きなところに行きたいならば、時には我慢も必要です。

 

しかし、病気の症状が出ているのに症状を無視し続けていると、病気が悪化して取り返しのつかないことになりかねません。ストレス耐性は人によって違います。ある人には耐えられるレベルでも自分には無理ということもあるかもしれません。

 

素人判断は危険です。休みたいという気持ちが1週間以上続くのであれば、甘えでも怠けでもなく本当に具合が悪いのかもしれません。一度病院に行って、専門の医師に診てもらいましょう。心療内科がお勧めですが、内科でも構いません。吐き気と同時に耳鳴りやめまいもするならば、メニエール病かもしれませんので耳鼻科で診てもらいましょう。

 

仕事に行きたくなくて泣く人の心理

 

仕事に行きたくなくて泣く理由として主に2つのパターンが考えられます。1つは上司や先輩に怒られたとか、苦手な作業があるとか理由がはっきりしている場合です。嫌なことや悲しいことがあれば、誰でも泣きたくなります。そんな時は思いっきり泣いてしまいましょう。

涙は心を洗う作用がありますから、泣いてすっきりすることは多いです。

 

もう1つのパターンは、理由もないのに突然涙があふれて止まらなくなる場合です。朝起きて出勤の準備をしているとき、会社の近くまで来た時、就業前などに涙がとめどなくあふれてしまうのです。

 

勤務時間中は涙を流すことなく淡々と仕事をこなしても、勤務時間が終わった帰りの車の中や、家に戻ってから布団の中で泣いてしまう人もいます。誰かから優しい言葉をかけてもらったら、涙がこみあげてきて止まらなくなる人もいます。

 

同情してもらいたいからでも、くやしいからでもなく、泣いている本人もはっきり理由が分かりません。理由もなく涙があふれるのは、ストレスや疲労が限界を超え、心が悲鳴を上げているしるしかもしれません。このような状態になっても、自分がストレスや疲労で参っていることを認めずに働き続けると、うつ病を発症するリスクが高まります。

 

仕事に行きたくない朝の対処法

仕事に行きたくない気持ちがまだ軽いうちは、とにかく仕事に行く準備をすることをお勧めします。布団から出て、顔を洗って、服を着替えて、朝ご飯を食べ、家を出ます。すると、自然と体が動いて会社まで行ってしまい、そのまま普通に業務をこなせることもあります。

 

気持ちが重くて布団から出れない場合は、布団の中でどうして仕事に行きたくないのか自分に問いかけてみましょう。

 

「雨が降っているから」

「嫌いな同僚や苦手な上司と顔を合わせたくないから」

「昨日のミスが今日の業務にどう影響するか、みんなは何と思ったかを考えると怖いから」

「遊びに行きたいから」

「仕事がおもしろくないから」

「満員電車や渋滞にはまりながらの通勤がつらいから」

「夜更かしして朝起きるのがつらいから」

 

などなど、仕事に行きたくない理由は、その日の体調や気分によっても変わってきます。それに、理由がはっきりすれば、自然と対処方法も見えてきます。

 

早めに家を出るだけで、ストレス軽減

満員電車で長時間通勤するのがつらいから仕事に行きたくない人は、1時間早く家を出るのがお勧めです。ラッシュの始まる前に会社の近くの駅に着いて、駅か会社のそばのカフェでゆっくり朝ご飯を食べてから出勤すると、気持ちもさわやかです。

 

車通勤で朝の渋滞がつらい人は、交通手段をバイクや自転車に変えると渋滞から解放されてストレスを多少減らせます。好きな音楽を聴いたり、語学や経済学の講義を聴くなど通勤時間の有効活用もストレスを減らし、モチベーションを上げてくれます。いっそのこと会社の近くに引っ越すとか、自宅のそばに転職することを考えても良いでしょう。

 

女性に特におすすめの対処法は、会社におしゃれをして出勤することです。看護師などナチュラルメイクでないとダメと規定されている職場はありますが、韓国のタルコマンメイクなどすっぴんぽく見えるメイクを研究しても良いでしょう。

 

メイクをすると自分の笑顔に自信が持てるようになります。会社で落ち込むことがあっても、トイレの鏡でステキな自分の顔を見ると元気を取り戻せることもあります。会社の規則が許せば、派手過ぎないジェルネイルやアクセサリーにこ凝ってみても良いかもしれません。

 

髪をアップにしていかなければいけない職場でも、髪の結い方はいろいろありますから休みの日に研究して、月曜日はちょっと早めに起きて少し凝った髪型で出勤しようと思うと、月曜日の朝が楽しみになることでしょう。

 

仕事が終わったときのことを考える

会社帰りのお楽しみを作るのもお勧めです。ジムやエステに通って、自分磨きをすると外見に自信が持てるようになります。英会話教室やお料理教室に通って内面を磨くのも良いでしょう。

 

友達や家族と食事をしたり、映画を見に行く約束をするのも、つらい仕事の後のごほうびとして役立ちます。勤務時間が終わったら、まっすぐ帰宅するのではなく、会社のそばの商店街やデパートの中を散策して、お気に入りのお店を探してみるのも良いでしょう。

 

責任感が強くて完璧主義の人はうつ病になりやすいです。一生懸命みんなのために働いても、燃え尽きてしまうとその後の人生は使い物にならなくなってしまいます。「~ねばならない」とがんばるのではなく、つらい時には手抜きをしましょう。

 

毎日お弁当を作って持っていく人であれば、心がしんどい時は外にランチを食べに行っても良いかもしれません。家族のお弁当を作れない時があっても自分を責めないことです。

 

【まとめ】仕事に行きたくないのはSOSのサイン

ストレスや疲労をため続けていると、本当に病気になってしまうことがあります。仕事に行きたくない気持ちが強い時は、ちょっと立ち止まってどうしてつらいのか自分の心に聞いてみましょう。

理由もなく涙があふれたり、吐き気がある時は病気の疑いがあります。無理をせず、病院に行き専門家の助けを求めましょう。