仕事の辞め方とすぐ辞める時の理由7選

終わりよければ全てよしという言葉もある通り、綺麗に仕事を辞めることはとても大切です。結婚して遠くに引っ越すとか、旦那さんの転勤などが都合よく入れば良いのですが、いつも都合の良い理由が見つかるわけではありませんよね。

 

正直に退職理由を話してしまうと上司に無理やり引き留められたり、退職後に二度と会社に近づけないような気まずい雰囲気にしてしまうこともあります。自分にとってベストなタイミングで円満に退職するには、辞め方にもちょっとした秘訣があります。

 

今回はそんなときのために、仕事の辞め方とその理由についてご紹介いたします。この記事を読み終える頃には仕事をやめたいというあなたの悩みはすっかり解決してしまうでしょう。

仕事を辞める時の心得~早めに伝える

 

仕事を辞めたくなったら、明日からでも出社したくないというのが本音でしょう。しかし、社会人として働いている今は周りの人に与える影響も考えなければいけません。

 

労働基準法では、退職しようと思う日の2週間前までに退職の意思を伝えれば良いと定められていますが、後任を探すには時間がかかるので、会社にかなりの迷惑がかかります。円満退職を望むのであれば、最低でも1カ月前には退職したいと思っていることを伝えましょう。

 

有給休暇が残っていて、すべて消化してから退職したいのであれば、有給休暇の日数分早めに伝えましょう。

 

仕事を辞める時の心得~伝える相手とタイミング

伝える相手は直属の上司が望ましいですが、小さな会社で従業員は数人しかいないのであれば社長に直接伝えても構いません。退職の意思を伝えるのは、昼休みや勤務時間が終わってからなど就業時間外にするのが社会人としての礼儀です。

 

上司も人間ですから、急ぎの仕事や取引先とのやり取りでバタバタしていない時、できればリラックスしていて機嫌の良さそうな時を選んで「少しお時間よろしいでしょうか」と話しかけましょう。

 

よくある仕事の辞め方~NG編1:いきなり退職

テレビドラマなどでは、いきなり退職届を提出して翌日から会社に行かなくなるというシーンがありますが、労働基準法に違反しますので、真似しないでください。自分は会社にとって価値のない人間に思えるかもしれませんが、従業員にどれほどの価値があるかを判断するのは社長の役目です。

 

雇っていた従業員が突然いなくなると、残された人で抜けた人の業務をすべてこなさなければいけなくなり、とても迷惑です。

 

よくある仕事の辞め方~NG編2:あと濁し退職

もう退職するからという理由で、会社や上司、同僚への不満をダイレクトに伝えるのもNGです。

その不満が正当であるか不当であるかに関係なく、聞いた人は嫌な気持になります。退職せずに引き続き業務をする人は、出社する度に退職した人が言い残した嫌な情報を思い返し、嫌な気分で仕事を始めなければなりません。退職すると決まったら、今までの嫌なことは話題にせず、退職後の楽しい未来に気持ちを集中させましょう。

 

すぐに仕事を辞めるには~理由7選

引き留められやすい退職理由もありますが、引き留めにくい退職理由もあります。辞め方が良ければ、新しい勤め先でもすんなり仕事を始めることができるでしょう。辞めたい時に円満退職するには、どんな理由で退職したら良いのでしょうか。

 

チャレンジしたい仕事がある

ビジネスマンはプラス思考の人が大好きです。プラス思考の人には思わず応援したくなってしまうものです。2012年12月に始まった第二次安倍内閣のアベノミクスでも独立起業が奨励されていて、独立起業は今や時代の潮流です。フリーランスでも夢に向かって一歩を踏み出しましょう。

 

ここまで育ててもらったこと、この会社で働いて楽しかった思い出などを話して、会社や上司に感謝していることをはっきり伝えることが、気持ちよく送り出してもらう秘訣です。ただし、具体的にどんな分野で起業して何をしたいのか決まっていないと、冗談だと思われて聞き流されることがありますから注意してください。

キャリアアップのため

今の会社では、なぜ自分の望むキャリアアップが不可能なのかはっきり説明し、退職してどのようにキャリアアップが見込めるかを具体的に説明すると効果的です。退職してから資格取得のために勉強する予定であること、自分の望むキャリアアップができる転職先の候補などを具体的に挙げるのも良いかもしれません。退職届にはキャリアップのためとは書かず、「一身上の都合により」と書きます。

給料や休日などが良いところへ転職する

子どもや病気の家族の世話に、お金と時間が必要なことは誰の目にも明らかです。借金の返済や子どもの進学と言った事情でも理解を得やすいでしょう。

 

上司が納得しやすい事情を説明した上で、今の勤務では給料やフリーな時間が足りないことを説明すると、上司や会社も退職理由を理解しやすいです。

 

本人の病気やケガ

病気やケガの療養を理由にする場合は医師の診断書を持っていきましょう。病気やケガが治ったら復職したいと少しでも思っているならば、退職しますと言い切るよりも、謙虚に自分の病状について相談するほうが良いです。上司にかわいそうに思ってもらえばラッキーです。

 

無給の長期休暇扱いにしてもらえたり、病気やケガが良くなって復職したい時には連絡するように言ってもらえることもあります。

 

結婚や配偶者の転勤

結婚や配偶者の転勤のためというと、引き留められることはまずありません。結婚しても働き続けるように要望されることもありますが、婚約者が結婚後しばらくは外で働かないで家にいて欲しいと言っていると話せば、それ以上は引き留めようがないのが今の日本です。

 

親の事情

実家が遠方にあって、親の家業を継ぐことになったとか、親の世話のためにUターン就職をしたいという理由も引き留められにくい事情です。Uターン就職を希望していて、退職の意向を伝えた時にまだ転職先が決まっていないと、会社の方で実家の近くの支店か営業所に転勤できるように手配してくれることもあります。

 

実家のそばに自社の営業所などがない場合でも、上司や社長の知り合いの会社を紹介してもらえることもあります。もし、就職先を紹介してもらえたら、ありがたい話なので断りにくいです。本当は会社の体質が嫌いで辞めたい時は、親の世話で引っ越さないといけないという理由は使わないほうが無難です。

 

家族の病気

家族が病気になった時、女性が主に看病するのが日本の伝統だと言われています。親や配偶者、子どもの看病のために退職すると話すと同情を得やすく、退職に向けての協力も得やすいです。

 

家族が病気になると治療のためのお金も必要になりますので時短勤務などを勧めてもらえることもあります。ただし、もし嘘をついていたことがばれると、病気にされた家族や勤め先の人たちはとても嫌な思いをします。本当に家族の誰かが病気の時にだけ使いましょう。

 

仕事を辞める理由~NG編

仕事を辞めたくなる理由はさまざまです。誰もが納得できる立派な退職理由もあれば、幼稚と思われる理由もあります。立派な理由になるか幼稚な理由になるかは表現の仕方であって、実は本音は同じところにあったりもします。

 

仕事を辞める理由が幼稚だと、上司は説得したり、社会人としての基本を教え諭さなければならないという責任を感じてしまうでしょう。良くない言い方も分析してみましょう。

 

人間関係に問題がある

無責任な上司に振り回され、意地悪な先輩が後輩や仕事のできない同僚をいたぶっているのを見ると、会社に行くのが嫌になるという人もいます。自分が会社でいじめのターゲットになってしまっている人もいることでしょう。

 

本人や問題行動を起こす人の上司と話し合って解決すれば良いのですが、ある程度の時間をかけても一向に解決する気配がない場合、自分が退職するという方法もあります。理由をストレートに言ってしまうと、上司の問題解決能力のなさを公然と指摘しているように相手には聞こえます。

 

喧嘩両成敗と言って、原因は双方にあると判断され、コミュニケーション能力に問題があるとか、いろいろ欠点を指摘されて嫌な思いをすることもあります。マイナスの退職理由は、その後の転職活動に影響を及ぼすこともありますから、本音は言わないのが得策です。人間関係以外の退職理由を見つけましょう。

 

仕事が面白くない

テレビや映画の世界では、少しだけ働いてブランドの服を着て高級レストランで食事をするゴージャスなライフスタイルの人がよく出てきます。しかし、現実はパソコンの前に座って毎日同じような入力作業であったり、暑さ寒さに悩まされながら重たい物を持って走り回る肉体労働であったりします。

 

来る日も来る日も長時間働いて、やっとのことで家族を養うだけの生活費を稼いでいる人のほうが一般的です。自分にはもっと似合うステキな仕事があるはずだと考えるのは自由ですが、けっきょく今の仕事に楽しみを見いだせない人は次の仕事でもすぐに飽きてしまうものです。

 

仕事が面白くないので辞めたいと上司に言えば、上司は仕事を面白くできるようにいろいろなアドバイスをしてくれるでしょう。

 

待遇に不満がある

給料が低かったり、好きな時に休暇が取れず、残業も多いとモチベーションは下がります。しかし、上司も似たような条件で働いていることが多く、ストレートに理由を言ってしまうと忍耐力が足りないとか、仕事の価値はお金だけでは決まらないとか、長々と説教されるだけで、退職を認めてもらえないことがよくあります。

 

すぐに辞めたいのであれば、お金や休暇を利用して何をしたいのか、退職することでどのように事態が改善する見込みがあるのかを具体的に伝えましょう。

 

【まとめ】思いやりの心が円満退職のカギ

転職する理由はいろいろありますが、本音を言っても始まりません。嫌な辞め方をしてしまうと退職した後も後ろ向きな気持が続いてしまいます。退職することによって今までの職場との人間関係が切れることになりますが、あとに残される人の気持ちを思いやりながら言葉を選ぶようにしましょう。辞め方を工夫して、気持ち良く退職できると、新しい職場でも晴れ晴れとした気持ちで働けます。